ウチワサボテンオイルの特徴と効果効能|老けジワが出やすい目元のケアにおすすめ

ウチワサボテンオイルの特徴

特徴 ・植物オイル中トップクラスのビタミンE含有量
・その他抗酸化物質が豊富なエイジングケア向けオイル
・肌のバリア機能をサポートするリノール酸主体でサラサラの使用感
こんなお悩みに 目元のくすみ・小じわが気になる年齢肌、乾燥性敏感肌、ニキビができやすい
保湿 ★★★☆☆
エイジングケア ★★★★★
質感 サラサラとしていて浸透が早い
芳香 タタミのようなクセのある草のにおい
使用タイミング 朝・夜
使用期限目安 開封後2~3ヶ月
英語名 pricy pear oil
成分名 オプンチアフィクスインジカ種子油
植物科 サボテン科

ウチワサボテンオイルは名前のとおり、うちわのような葉肉が特徴的なサボテンのタネから取れるモロッコ原産のオイル。

ゴマ粒のようなサボテンの種からほんの少ししか取れないので、他の植物オイルとは比べ物にならないくらい高価です。

にも関わらず、豊富な抗酸化物質に支えられた優秀なエイジングケア効果に惹かれて、人気はどんどん高まっています。

ウチワサボテンオイルはこんな方におすすめです
  • 目の下の色の悪さや乾燥ジワが気になる
  • 水分が抜けたようなシワッとしたハリのない肌
  • 紫外線ダメージから肌を守りたい

これからウチワサボテンオイルを美容に取り入れたいと思っている方に向けて、このページではウチワサボテンオイルの特徴や成分、効果的な使い方をわかりやすくまとめました。

【私がこの記事を書いています】
ミナ
ミナ
30代。元高級エステ/化粧品通販ショップ勤務。奥深い美容オイルの魅力にはまり美容オイル専門webマガジン"ビューティーオイルジャーナル"編集長に。

ウチワサボテンオイルとは

ウチワサボテン

ウチワサボテンの実から取れるゴマ粒のように小さな種子を絞って作られるのがウチワサボテンオイル。

モロッコの過酷な砂漠環境でも生き延びる強力な保水力と紫外線への抵抗力がオイルにも詰まっています。

年に1回しか収穫できない上に、1Lのオイルを抽出するために、約8トン(!)ものサボテンが必要なんだそうです。

とても希少で高価なため流通量も少なく、日本での知名度はまだ高くありません。

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ウチワサボテンオイルの成分特徴

  • 抗酸化力の高い美容成分が豊富
  • 植物オイルの中で最高レベルのビタミンEの含有量
  • 脂肪酸のメインは保水力を高めるリノール酸
  • 目元のくすみに働きかけるビタミンK配合

脂肪酸は保水力を高めるリノール酸が多い

ウチワサボテンオイルの成分

出典:CODINA


ウチワサボテンオイルを構成する要素で一番多いのは、必須脂肪酸のリノール酸です。

リノール酸は、角質層のバリア機能の調整や皮脂腺の増加に関わる成分で、肌の水分維持力を高める成分です。

さらに肌細胞の隙間を埋める細胞間脂質のはたらきを補うステロールも豊富。

このことからウチワサボテンオイルは、保湿力が高いタイプではないものの、肌の水分量をキープする働きに優れた保水力の高いオイルだと言えます。

豊富なビタミンEと抗酸化物質

ウチワサボテンオイルがエイジングケアオイルとして注目を浴びているのは、ビタミンEの含有量が植物オイルの中でも最高レベルだから。

ビタミンEは荒れた表皮をなめらかに整え、肌老化に直結する紫外線ダメージを受けにくくしてくれます

ビタミンEの他にも、ポリフェノールやベタレインといった抗酸化力の高い微量成分を複数含んでいるのもウチワサボテンオイルの特徴です。

これらの成分が、ツルツルなめらかで防御力の高い肌に導いてくれます。

アイクリームに欠かせないビタミンKも配合

ビタミンKは目元の血流をサポートして、クマやくすみを改善に導いてくれるビタミンです。

肌の赤みを抑えて、顔全体の色ムラをフラットにする働きもあると言われています。

ウチワサボテンオイルの特徴まとめ

成分特徴からウチワサボテンオイルのメリットをまとめました。

  • 保湿力よりも保水力に優れている
  • 紫外線ダメージの予防、アフターケアに最適
  • 肌荒れをしずめてなめらかなハリツヤを与えてくれる
  • 目元のエイジングケアにおすすめ

ウチワサボテンオイルは、ただ保湿するだけでは改善しない、老けて見えるの印象の原因に働きかけるオイルです。

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アルガンオイルとウチワサボテンオイルの違い

アルガンオイルとウチワサボテンオイルの比較
エイジングケアオイルといえば、最も知名度が高いのはやっぱりアルガンオイルですよね。
「ウチワサボテンとアルガンオイル、どっちを選べばいいの?」という疑問にお答えします。

  • エイジングケア効果はウチワサボテンオイルがリード
  • 保湿力はアルガンオイルがややリード
  • コスパで選ぶならアルガンオイル

ウチワサボテンオイルのエイジングケア力はアルガンオイル超え!

ウチワサボテンオイルのビタミンEはアルガンオイルの1.6倍
「ビタミンEたっぷり」はもともとアルガンオイルの専売特許でした。

この豊富なビタミンEによってエイジングケアオイルの地位を築いていたのですが、ウチワサボテンオイルは、アルガンオイルの1.6倍のビタミンEを含んでいます。

さらにその他の抗酸化物質も豊富なことから、エイジングケアオイルとしてはウチワサボテンオイルの方に軍配が上がります。

保湿寄りのアルガンと保水のウチワサボテン

オレイン酸・リノール酸の割合グラフ
次にチェックしたいのがオイルの大部分を構成する脂肪酸の種類と割合。

アルガンオイルはオレイン酸が47.3%と最も多く、次にリノール酸が33.2%です。

対するウチワサボテンオイルはリノール酸が62%、オレイン酸が21%になっています。

オレイン酸はこっくりとした高保湿の脂肪酸で、リノール酸はサラサラとした肌内部で水分を抱え込む脂肪酸です。

アルガンオイルは保湿力も保水力もバランスが取れていて、ウチワサボテンオイルよりもしっとりとした使用感。

ウチワサボテンは、リノール酸がずっと多いので、サラサラとした使用感で肌表面をしっとりさせる力は弱めです。

一方で角質層の水分量を維持する力が強いので、肌本来のみずみずしさやハリを実感しやすいのが特徴です。

このことから、しっとり感重視の方はアルガンオイル、「保湿はクリームや乳液で補うので肌の調子を上げることに集中したい」という方はウチワサボテンオイルがおすすめです。

コスパで選ぶならアルガンオイル

美容パワーで選ぶならウチワサボテン!とはいえ、スキンケアは継続するものなので、コスパはとても重要です。

その点、ウチワサボテンオイルはアルガンオイルに比べてかなり高いのが残念。

両方扱っているCodinaというメーカーの商品で比べるとこんなに差が・・・!

ウチワサボテンオイル アルガンオイル
価格/容量 10mL 7,000円 50ml 2,800円
1ml当たり 700円 56円

そのため、ウチワサボテンオイルは夜だけのスペシャルケアや、目元・口元など特に年齢が出やすい部分のポイント使いが推奨されています。

一方、アルガンオイルは朝晩のフェイスケアはもちろん、ヘアケアやボディケアにも気軽に使いやすいです。

このことから、ウチワサボテンオイルとアルガンオイル、2つのオイルを用途にあわせて使い分けるのもおすすめですよ。

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ウチワサボテンオイルの使用感

サラサラ高浸透の気持ち良いテクスチャー

ウチワサボテンオイルのテクスチャー
ウチワサボテンオイルはリノール酸が主体なので、とてもサラサラとした使用感です。

肌への浸透力が高いステロールを豊富に含んでいるので、少し伸ばしただけで、あっという間に消えるようになじみます

オイルやベタつく化粧品が苦手な方も、気持ちよく使えますよ。

匂いは独特の青くささが気になる

未精製の植物オイルはそれぞれ独特の匂いがあるものですが、ウチワサボテンオイルはかなり異質。

他のオイルはナッツや木のような香りが多いのですが、ウチワサボテンオイルはタタミのようなすえた草っぽい香りがします。

しかも、塗ったあとも残り香がそれなりに持続します。

拒否感を感じるほどではないですが、「夜だけにしておこうかな」と思う人いるかもしれません。

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ウチワサボテンオイルの使い方

スキンケア前のブースターとして使う

ウチワサボテンオイルはリノール酸による高い保水力を活かして、ブースターとして使うのが一般的です。

洗顔>>>ウチワサボテンオイル>>>化粧水>>>クリーム/乳液

洗顔後の素肌に、2~3滴のウチワサボテンオイルを優しく伸ばし広げます。

ただし、浸透力が高い分、すぐに肌に馴染んでしまって伸ばしにくい側面もあるので、洗顔後のタオルドライを軽くするか、水で濡れた状態で塗ってしまう方が使いやすいです。

角層に浸透したのを感じたら、たっぷり化粧水をつけて、クリーム/乳液でフタをしてください。

気になる部分にポイント使い

ウチワサボテンオイルで目元ケア
高級なオイルなので、気になる部分にだけピンポイントで使うのもおすすめです。

ビタミンK、ビタミンEが効果的な目元のケアにアイクリームがわりに使うなら、両目で合わせて1滴で済むので節約になりますよ。

髪の毛の保湿に使う

ウチワサボテンオイルは髪にコシとツヤを与えてくれます。(一方で保湿力は高くないのでしっとりまとまる効果はあまり得られません)

お風呂上がりのタオルドライ後の髪に適量を揉み込んで、ドライヤーで乾かしましょう。

時間に余裕があれば、ドライヤー前にタオルを巻いてしばらく浸透を待つとより実感できます。

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保管方法と使用期限

ウチワサボテンオイルは抗酸化成分が豊富な一方で、成分の主体であるリノール酸が非常に酸化しやすいため

  • 日光を避けて冷暗所で保管する
  • 開封後は3ヶ月を目安に使い切る

を心がけてください。

酸化した古いオイルは、肌荒れや油焼けの原因になるので、もったいないですが使わないようにしましょう。

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