美容オイルは大人ニキビ・脂性肌にも使える?悪化するNGオイル・NGケアとは

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「美容オイルはニキビケアにも使える」という説がありますが、吹き出物や脂性肌で悩んだことがあると、オイルのような油分で保湿するアイテムを使うにはかなりためらいますよね。

実際、各アイテムの口コミをみていると 「オイルを使い始めてからでニキビができた」という書き込みもちらほら。

こんな風に両極端な意見が並走してしまってる裏には、次の3つの視点が欠けているからだと思います。

  • オイルの種類(ニキビを悪化させやすいものを避ける)
  • オイルの使い方(水分・油分のバランスを崩さない)
  • スキンケアだけでなく内側のケアにも目を向ける

オイルにはさまざまな種類があり、それぞれ特性が異なります。

それを考慮せず、間違った使い方をすれば、ニキビ・オイリー肌でなくても肌に悪影響が出るでしょう。

また、大人のニキビ・オイリー肌の裏には、スキンケアのほか、栄養バランスやホルモンの乱れなど、体の内側の影響が大きいことが多々あります。

そうした複雑な背景をもつ肌トラブルをオイルだけで克服するというのは、無理があるんですね。

ここでは脂性肌・大人ニキビができやすい肌の人が、美容オイルを使い始める前に知っておいた方がいいことをまとめました。

【私がこの記事を書いています】
ミナ
ミナ
30代。元高級エステ/化粧品通販ショップ勤務。奥深い美容オイルの魅力にはまり美容オイル専門webマガジン"ビューティーオイルジャーナル"編集長に。

大人ニキビ・オイリー肌のケアに美容オイルの相性がいい理由

大人ニキビのイメージ

大人の肌には思春期ニキビと同じ対策は間違い

私がエステ兼化粧品会社で働いていたときに熟練エステティシャンから何度となく言い聞かせられたのが「大人ニキビや20歳すぎてからのオイリー肌と思春期ニキビは全然別物。大人には大人向けのケアをしないとダメ」ということでした。

思春期ニキビは、急成長にともなうバランスの崩れで皮脂が大量生産されている状態。なので、無駄な皮脂をいかに取り除いて清潔な表皮を保つかが勝負です。

一方、大人のオイリー肌や吹き出物は、老化と乾燥に根本があります。

  1. インナードライやバリア機能の低下から表皮を守ろうと皮脂を過剰に出す
  2. 代謝の低下で角質や汚れが肌に溜まって吹き出物になる

なので、思春期のオイリー肌感覚で皮脂をとればとるほど、肌の乾燥が進むので、さらに必死で皮脂を出すという悪循環に陥りやすくなります。

間違ったケアの負のサイクル

皮脂がほとんどでなくて乾燥しているのに吹き出物ができるのも、原因は保湿不足と肌の老化。思春期ニキビ感覚で一生懸命洗顔をしてしまうと、さらに肌は乾燥し硬くなって、吹き出物の土壌になります。

美容オイルで足りないものを補えば肌は落ち着く

美容オイルは、ヒトの皮脂に近い成分で構成されています。

脂性肌で悩む人からすると、皮脂は敵のイメージですが、実は肌を乾燥や外部刺激から守ってくれる天然の美容クリーム。

乾燥と老化で失われた皮脂の成分を美容オイルで補えば、肌が過剰な自衛をする必要がなくなり、うるおって柔らかくなった肌には吹き出物も出にくくなっていきます。

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それ、自殺行為です!ニキビ肌・オイリー肌NGのオイル

オリーブオイルと椿油は避けよう
美容オイルが大人のニキビ・脂性肌の保湿ケアに向いているといっても、どのオイルでもよいわけではありません。

避けたほうがいい美容オイルを知っておきましょう。

オレイン酸の多いオイルはアクネ菌のエサになる!?

美容オイルの成分の中で、特に強力な保湿効果を発揮するのが「オレイン酸」という成分。

一方で、粘度が高くベタつき、アクネ菌の餌にもなりやすいので、ニキビ肌・オイリー肌にとっては避けたいところ。

先ほど紹介したニキビ・オイリー肌におすすめのオイル4つは、このオレイン酸の割合が少ないことも選んだ基準です。

オリーブオイルと椿油はオレイン酸の宝庫

オレイン酸の割合グラフ
オリーブオイルと椿油は高い保湿力で人気ですが、その源がオレイン酸。

オリーブオイルは約75%、椿油は約80%がオレイン酸でできています。

オレイン酸が少ないホホバオイルの含有量は約12%。比べるとオリーブオイルと椿油がオレイン酸の塊なのがわかりますね。

特にオリーブオイルと椿油の2つは人気で手軽に手に入りやすいこともあり、ニキビ肌やオイリー肌なのに使って失敗してしまう人が多いのが「美容オイルでニキビができた!」の口コミの真相ではないでしょうか。

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誰でもニキビの危険性が!間違った美容オイルの使い方

適量を超えたオイルのつけすぎは逆効果

美容オイルは数滴で十分
化粧品は「とにかくたっぷり!なんなら重ねづけしてください」というものが多いですが、美容オイルは適量に留めることが大切です

肌が必要とする油分はそんなに多くありません。美容オイルなら1滴~3滴程度で十分。

美容オイルをつけすぎると、肌になじまず浮いてしまった分が酸化して吹き出物や肌荒れの原因になります。

水分補給ができない化粧水だとバランスが崩れます

水分と油分のバランスが健康な肌づくりのポイント。

美容オイルを使うなら、バランスがとれるよう、しっかりと水分補給ができる化粧水が必要です。

拭き取り化粧水やさっぱりした化粧水だと、十分な保水ができていないところへ美容オイルが加わり、油分過剰になってしまいます。

さっぱり感を重視する化粧水を使っているなら、美容オイルの導入に合わせて、大人ニキビ対策用のうるおい重視の化粧水に切り替えてみてください。

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大人の脂性肌・ニキビ肌におすすめの美容オイル3選

大人の脂性肌や吹き出物の出やすい肌を潤し整えるオイルを集めました。

どれもアクネ菌のエサになるオレイン酸が少なく、ベタつかないので快適に使えます。

【スクワラン】崩れた皮脂のバランスを整え健康な肌へ

大人ニキビにはスクワラン
スクワランのもとである”スクワレン”は私たちの肌にもともと存在する保湿成分。殺菌作用を持ち、表皮環境を健康な状態に整える役割を持っています。

20代半ばから分泌が減少していくにつれ、肌がバランスを崩し柔軟性を失います。肌が固くなると毛穴が開き、古い角質汚れがそこに覆い被さって大人ニキビの原因に。

不足しているスクワランで直接うるおすことで肌が柔軟性を取り戻し、ニキビや皮脂のトラブルを起きにくくすることができます。

スクワランは美容オイルの中でも角層への浸透がよく、さっぱりとした使い心地なので、オイリー肌や吹き出物がある肌でも抵抗感なく使えます。

1滴でサラふわ肌♪大人気スクワランオイルの特徴と効果的な使い方
スクワランオイルの効果や成分、使い方がこの1ページで全部わかります。もしかしてあなたの肌もスクワラン不足かも?スクワランオイルがおすすめな人の特徴もまとめました。

【ホホバオイル】過剰な皮脂を落ち着かせる

過剰な皮脂対策にホホバオイル
ホホバオイルには「ワックスエステル」という肌の保護膜のような働きをする成分が含まれています。

皮脂が枯れて守りがなくなった乾燥肌を守ってくれる一方で、過剰な皮脂のケアにも有効。

ワックスの膜がうるおいを閉じ込めるので、大人のオイリー肌の原因になるインナードライを防ぎます。

そのため肌が無理に自分で皮脂を垂れ流さなくてもよくなるのです。

美容オイルの中でも軽くベタつきがないので、オイリー肌でも抵抗なく使えると思います。

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ホホバオイルが美容オイルの中でも特別扱いなのはなぜ?肌質を選ばず、幅広いメリットを持つ「万能オイル」の秘密を徹底解剖!肌や髪への使い方もまとめています。ホホバオイルを使ってみたいアナタは必読!

【アルガンオイル】ビタミンEの抗酸化パワーで老化乾燥ニキビができにくい肌に

アルガンオイルで大人ニキビ予防
アルガンオイルの人気の秘密は、オリーブオイルの2~3倍と言われる豊富なビタミンE。

古い角質が停滞しがちな肌にうるおいを与えて、なめらかで柔らかい素肌に導きます。

大人ニキビができている肌=老化が進んでいる肌、ということを考えると、アルガンオイルのエイジングケアパワーが効果的なのも納得です。

ビタミンEはニキビ後の回復ケアにもオススメです。

つい触れたくなる絹肌に!アルガンオイルのメリットと使い方まとめ!選び方のコツと保存方法も解説します
ずば抜けた人気を誇るアルガンオイル。その特徴に成分から迫ります。他の美容オイルとの違いとは?どんな肌悩みに最適?髪や肌に効果的なアルガンオイルの使い方と保管方法も解説します。

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【おまけ】おすすめのエッセンシャルオイル

エッセンシャルオイル
美容オイルに混ぜるエッセンシャルオイル(アロマオイル)はオイル10mlに対してエッセンシャルオイル2~3滴。

大人ニキビや脂性肌は、ストレスやホルモンバランスの乱れといった内面的な原因も関係しているので、アロマの癒しを取り入れてもいいかもしれません。

肌に合わない場合もあるので、使用前のパッチテストをおすすめします

ラベンダー

  1. 気持ちが穏やかに
  2. ニキビや炎症にも伝統的に用いられてきた

※敏感肌NG

ローズ

  1. 老化肌の皮脂調整
  2. 女性ホルモンの乱れ、ストレス緩和

※妊娠中NG

ティートリー

  1. 優れた抗菌力
  2. スッキリ爽やかな香り

※敏感肌NG

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まとめ

  • 効果的なオイルと悪化を招くオイルがあるので使い分けが重要
  • オレイン酸が豊富なオイルは避ける
  • 美容オイルの塗りすぎはニキビを招くので適量厳守

私ももと脂性肌なので、吹き出物が出ているときやテカっているときは、どうしても洗顔やさっぱり系スキンケアに気持ちが傾きます。

今思うと、それが余計に皮脂過剰を招いて負のスパイラルに陥っていました。実は不足しているのはうるおいなのに・・・。

大人のニキビ肌・オイリー肌は、改善しないまま年を重ねると老化が加速します

ぜひ早めに正しいケアを始めてください。

オレイン酸ゼロ!さっぱりして使いやすいスクワランオイルのくわしい解説はこちら

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